ワーホリや留学を考えている方は、同時にホームステイをすることになると思います。
学校によっては学生寮もあったりするのですが、基本はホームステイが多いです。
ではホームステイは実際どうなのでしょうか?今回はワーホリや留学生のためのホームステイ事情をお話していきます。
- 【留学・ワーホリ】ホームステイのメリット・デメリット
- 【留学・ワーホリ】ホームステイでの注意事項
- ホームステイ先とは文化や考え方が違う
- ホームステイ先は選べない
- ホームステイで実際にあったトラブル
- 英語が喋れないからホームステイ先でやっていけるか不安
- ホームステイから学校まで
- ホームステイはどんな部屋?相部屋?
- ホームステイ先のトイレとお風呂
- ホームステイ先の洗濯はどうすればいい?
- ホームステイのファミリーとお出かけ
- ホームステイで消耗品や日用品は使わせてもらえる?
- ホームステイの食事はどう?
- ホストファミリーと一緒にご飯食べるの?
- ホームステイのご飯が多すぎて食べきれない
- ホームステイで日本食を出してもらいたい
- ホストファミリーと毎日会話はできる?
- ホームステイ先のネット環境
- ホームステイ先へのお土産は何がいい?
- お金の話をされたら基本的に断る
- 【留学・ワーホリ】ホームステイっていくら?
- 【留学・ワーホリ】さいごに
【留学・ワーホリ】ホームステイのメリット・デメリット

ホームステイにはメリット・デメリットがあります。
メリット
まずはメリットからお話していきましょう。
- 食費がかからない
- 家を探す手間が省ける
- 洗濯もやってくれる場合がある
- ホストファミリーと話すことで英語の練習ができる
- 現地の文化を学べる
- ルームメイトがいる可能性があるので、さらに異国の文化と触れ合える
デメリット
- ホストファミリーと上手くいかずトラブルになる可能性がある
- 門限がある可能性があるので自由度が低くなる場合がある
- 食事が合わない可能性がある
- 家が郊外のため、学校までが遠い場合がある
【留学・ワーホリ】ホームステイでの注意事項
ホームステイ先とは文化や考え方が違う

まず、ホームステイ先のファミリーは日本とは文化が違う方です。
ホームステイ先の人と文化の違いや考え方の違いで上手くいかなくなるのは当然のこと。
トラブルがあった際は必ずエージェントや学校に報告しましょう。
また、ホームステイ先でなにか嫌なことがあった場合は我慢せずホストファミリーに言って大丈夫です。
我慢していることがバレたとき、「なんで言ってくれなかったの!?」となることが多いです。
優しいホストファミリーであれば留学生の要望に答えてくれます。
例えば、部屋が寒くて毛布が欲しい、こういう不満はすぐに伝えましょう。
ですが、ご飯が美味しくないからもっと美味しい料理を作って欲しい、こういう不満は伝えるべきではありません。
ご飯の味付けは国によって違うのは当然です。
と言っても、食は長期滞在を考えている人にとっては大事なこと。あまりにもひどいようでしたら学校に相談しましょう。
ホームステイ先は選べない

ホームステイの家はこちら側で選ぶことはできません。
例えば、動物にアレルギーがある方は動物を飼っていない家にすることができます。
ですが、アジア系の家庭がいいなど人種を選ぶことは当然のことながら不可能です。
私は、小さい子供がいる家庭に行けたらいいなと思って、エージェントに子供がいる家庭を希望しましたが、希望は叶いませんでした。
ホームステイの家はダウンタウンから郊外にあることが多く、もちろん学校から近い家がいいといった要望も通りません。
ホームステイで実際にあったトラブル

ホームステイをしていた私の友人たちが実際に体験したトラブルを紹介します。
- ドライヤーを使っていたらうるさいから使用禁止にされた
- 22時に電気をつけてご飯を食べていたら電気代がもったいないと怒られた
- バスが遅延し、門限の20時に間に合わず怒られた
- 20時~21時まで友人と電話をしていたら怒られた
- ホームステイの延長を強要されトラブルになった
- 家を紹介すると言われ、お金を取られた
- 部屋から現金が減っていた
英語が喋れないからホームステイ先でやっていけるか不安
日本人は英語が苦手な人が多いことはホストファミリーもわかっています。
ましてやホストファミリーは留学生の受け入れを何度もしています。
言わばその道のプロです。
なので、英語が喋れなくても大丈夫。Google翻訳などの便利なツールがあるので、わからないことはGoogle翻訳などを使ってコミュニケーションを取りましょう。
また、単語やジェスチャーでも伝わります。

私は最初、ホストファミリーとこのように会話をしていました。
初歩的な会話はわかるものの、上記画像のような会話はできませんでした。
英語が喋れなくてもどうにかなります、大丈夫です。
ホームステイから学校まで

ホームステイの家は基本的に郊外にあります。
電車とバスを乗り継いで行くような場所です。
平均して30分~90分ほどかかります。どの場所にホームステイになるかは運です。
ホームステイの家から学校まで行き方がわからないからいけるか不安という方も大丈夫です。
基本的にホストファミリーが学校までの行き方を教えてくれます。
私の場合は家から学校まで一緒に行ってくれ、定期も一緒に購入してくれました。
ホストファミリーも留学生の受け入れには慣れているので、学校までの行き方は教えてくれますよ。
ホームステイはどんな部屋?相部屋?

ホームステイで提供される部屋は一人部屋です。
相部屋である可能性はゼロです。安心してください。
ホームステイの部屋はベッド・机・タンスなどが置いてあるパターンが多いです。
キャリーケースに入れて持ってきた荷物は基本的にしまえるレベルの収納はあります。
また、トイレやお風呂はもちろん共用なので、キレイに使いましょう。
ホームステイ先のトイレとお風呂

ホームステイ先のトイレとお風呂はもちろん共用です。
トイレ周りは特にキレイに使うことを心がけましょう。
また、シャンプーやリンスーなど使っていいよと言ってくれる家庭もありますが、自分用のものを買っていった方がいいです。
使わせてくれないと思っておきましょう。
ルームメイトやホストファミリーも使うので湯船に浸かることはできません。
シャワーのみで早めにお風呂を上がりましょう。
ちなみに私の家は一人10分までというルールでした。
お風呂大好きな日本人にとってはしんどいルールです。
ホームステイ先の洗濯はどうすればいい?

ホームステイでの洗濯は基本的に週に1回だと思っておきましょう。
家庭によっては、洗濯物が貯まったら都度自分で洗濯するところもあれば、ホストファミリーが決めた日にまとめてホストファミリーが洗濯をしてくれるパターンもあります。
家庭によります。ですが、洗濯禁止の家庭は絶対にないので、1週間分の洋服は持っていったほうがいいです。
ちなみに私は7日に1回で毎週木曜日が洗濯の日でした。
洗濯する日にホストファザーから「今週は洗濯物が少ないね、来週にまとめてやるよ」と言われたことがありますが、「着る洋服がないから洗濯してほしい」と伝え、洗濯をしてもらいました。
言いたいことははっきり言わないとダメですよ!
ホームステイのファミリーとお出かけ

基本的にホームステイ先のファミリーとショッピングやキャンプなどのレジャーに行けるとは思わないでおいたほうがいいです。
これも家庭によりますが、基本はありません。
お庭の広い家にホームステイした友人たちは庭でBBQをファミリーとしたそうです。
私の家ではありませんでした。
ホームステイで消耗品や日用品は使わせてもらえる?

基本的に使わせてもらえないものだと思って、必要かなと思ったら日本から持っていくか現地で購入するようにしましょう。
部屋、ベッド、収納、トイレ、お風呂以外のものはないと思ってください。
あったらラッキーです。
ドライヤーも私は日本から持っていきましたが、ホームステイの家にもドライヤーはありませんでした。持って行ってよかったです。さらにティッシュすらありませんでした。
ホームステイの食事はどう?
ホームステイは朝・昼・夜の3食付きです。
こちらはお金を払っているのでご飯を作ってくれないという場合は学校やエージェントに相談しましょう。
そして、ご飯の味ですが、家庭によります。


私はカリフラワー丼と呼んでいます、どうですか?


毎日色々なご飯が出てくるので楽しいですよ、もちろん味が合わない日もあります。
ちなみに、フィリピン系のホストファミリーでした。
ホストファミリーと一緒にご飯食べるの?

毎日ホームステイのファミリーとご飯を食べたいと思っている方もいるかもしれません。
基本的に一緒に食べることはないと思ってください。※家庭によります。
あなたは留学生やワーキングホリデーできていて毎日学校があります。学校の後学校の友達とでかけることもありますよね。そういったことを加味してくれているので、基本的に食事は一人で食べることが多いです。
むしろ、毎晩18時に食事だから必ず帰ってきてと言われる方がしんどいかもしれません。
ほとんどの場合が作った食事を冷蔵庫やテーブルに置いておいてくれて、自分のタイミングで食べます。むしろ気が楽かもしれません。誰かと食べたいという方はルームメイトと食事を楽しみましょう。
ホームステイのご飯が多すぎて食べきれない

日本人は少食の方が多いので食べきれないかもしれないと不安になると思うかもしれません。
ですが先程もお伝えしたように基本的には食事は一人です。
食器も自分で片付けます。つまり、生ゴミは自分でゴミ箱に捨てるということです。
ご飯を残して怒られるということはまずないと思っていてください。
また、量が多すぎるという場合はホストファミリーにお願いして量を減らしてもらいましょう。
ホームステイで日本食を出してもらいたい
食事の要望はやめましょう。あなたのお家ではありません。
どうしても日本食が食べたい場合は現地で日本食を買いましょう。
日本の商品が買えるかどうか不安という方は下記記事をご覧ください。
ホストファミリーと毎日会話はできる?

留学生やワーホリの学生を受け入れているホストファミリーは受け入れ慣れしているので、家の使い方がホームステイ用になっています。
どういうことかというと、2階建ての場合、どちらかのフロアが留学生のフロアになっているということです。
1階にホストファミリーが暮らしている場合、留学生は基本的に2階で過ごします。
こちらも家庭によるので、ホームステイ先についたらホストファミリーに一緒に過ごしていいか聞いてみるのがいいですね。
なので、ホストファミリーと毎日顔合わせして話ができると思ってホームステイにいかないほうがいいと思います。
ホームステイ先のネット環境

Wi-Fiが確実にあるわけではありません。
ホームステイ先によります。ですが、Wi-Fiはあるの可能性のほうが高いです。
正直これも運次第です。
現地についたらネットが使えるようにSIMカードを買っておくことをおすすめします。
ホームステイ先へのお土産は何がいい?

気持ちがこもっていれば何でもいいですよ、というような内容ではなく、現実的なお話をしていきます。
まず、ホームステイ先のファミリーは、何人もの留学生を受け入れているのでお土産は沢山もらっています。
- お箸
- がま口
- 扇子
- けん玉
- 風呂敷
おそらく、上記の物は基本的にホストファミリーは持っています。
現に、私がホームステイした家では食器のところにお箸が大量にありました。
留学生やワーホリの学生が使う箸として置いてありましたよ笑。
日本ならではのものを買っていかなきゃと思うと上記のものが頭に浮かびますよね、それは皆同じです。
消耗品をお土産として持っていくことをおすすめします。
例えば、日本の石鹸・お菓子などがいいでしょう。
また、国によっては加工品が持ち込めないので、気をつけましょう。
お金の話をされたら基本的に断る

基本的にホームステイのファミリーとお金のやりとりは絶対しないようにしましょう。
物件を紹介する、ホームステイを延長しないか?などお金が絡むことは断りましょう。
ホームステイの延長等の場合は学校やエージェントに言いましょう。
個人でお金のやりとりをすると必ずと言っていいほどトラブルになります。
日本人は「断ったら申し訳ない」と思ってしまいがちですが、海外ではそういったことはありません。堂々と嫌なものは嫌と伝えましょう。
【留学・ワーホリ】ホームステイっていくら?
ホームステイをする場合、ほとんどの方が留学やワーホリのエージェントを通すことになると思います。
基本的に3食付きでホームステイをすることになるので、安くはありません。
1ヶ月:7万円~15万円
上記値段でホームステイをすることになると思います。ちなみに私は1ヶ月13万円で2ヶ月間ホームステイをしました。
【留学・ワーホリ】さいごに
今回はホームステイの注意事項についてお話させていただきました。
正直、どういった家庭にホームステイになるかは運です。
あまりホームステイに夢を見すぎるといざついてからがっかりしてしまうので、あまり夢はみすぎないほうがいいと思います。
最後までご覧いただきありがとうございました。
コメント