留学やワーキングホリデーに行く日本人が今かなり増えています。
留学やワーキングホリデーに行く場合、語学学校に行くことになります。
語学学校に通う間、どこに住むのでしょうか。
シェアハウスや一人暮らしなど様々な選択がありますが、多くの人は「ホームステイ」を選択します。
では、ホームステイではどのようなメリットやデメリットなどがあるのでしょうか。
今回はホームステイについて詳しく解説していきます。
ホームステイとは
ホームステイは、留学生が現地の家庭に滞在し、その家庭の一員として生活するプログラムです。
ホームステイをすることで、現地の人の生活に触れたり一緒に食事をすることで英語の勉強ができます。
一方で文化の違いからホストファミリーとうまく生活が出来なかったりなどデメリットもあるので、そういった点もお話していきます。
ホームステイのメリット
ホームステイをすることでどのようなメリットがあるのでしょうか。
- 英語の学習が日常的に行える: ホームステイでは、ホストファミリーと日常的に会話をすることが多くあるので、ホストファミリーとのコミュニケーションを通じて、日常会話や地域の英語表現を学ぶことができます。
また、現地に住んでいる多国籍の家庭にホームステイをすることもあるので、英語の訛りや現地にいながら他国の文化を学べるきっかけにもなります。 - 異国の文化と触れ合える: ホームステイは留学生にとって、現地の文化を深く理解する機会が多くあります。ホストファミリーとの交流を通じて、地元の習慣や食事、祭りなどを経験することができるので、最高の思い出になること間違いなしです。
- 安心感: 留学して数か月は右も左も分からず不安が多くあると思いますが、ホームステイをすることでそういった不安点もホストファミリーがサポートしてくれます。ホストファミリーは、留学生の安全や福祉を考え、サポートしてくれるため、困ったことがあればすぐに助けてくれます。また、風邪を引いた時に自宅にある薬を処方してくれたりもするのでそういった現地でのトラブルも解決してくれまず。
ホームステイのデメリット
メリットの一方でホームステイには以下のようなデメリットも存在します。
- 適応まで時間がかかる: 海外の現地の人のお家に数か月間泊まらせてもらうため、文化の違いや食事が合わなかったりと現地の暮らしや文化に適応できるまで時間がかかります。最初の数日や数週間は、ホストファミリーが何を言っているのかわからなかったり、文化に慣れずストレスが溜まってしまうこともあります。
- ルールが厳しい: ホームステイでは、ホストファミリーのルールや家庭の生活スタイルに順応しなければなりません。ホームステイ先によっては門限が早かったり、早朝に起きなければならなかっりとルールが厳しい場合もあります。語学学校で出来た友人と沢山遊びたい留学生にとっては、自由が制限される場合があります。
- コミュニケーションの壁: 最初は英語が話せないのは当たり前です。多くのホストファミリーは留学生の受け入れに慣れているはずなので、言語の壁があることは重々承知していると思いますが、思わぬ発言でトラブルになったりすることもあり、それを解決するにも全て英語で話さなければならないので自分が伝えたいことがうまく伝わらない可能性もあります。
ホームステイ時の注意点
ホームステイをする際には以下の点に注意することが重要です。
- ホストファミリーの意思を尊重する: ホストファミリーのルールや家庭のルールを尊重し、家族としての一員として振る舞いましょう。日本で失礼に当たらない行為も海外では失礼になる可能性があるので、文化の違いは留学準備前によく調べておきましょう。
- コミュニケーション: コミュニケーションの際には、相手の文化や習慣に敏感になり、尊重の意識を持ちましょう。
- トラブルが起きた時: なにかトラブルが起きてしまった場合はまずホストファミリーに相談するか、どうしても言いにくいという場合は学校にそうだしてホームステイ先を変更してもらうようにしましょう。本当に食事が合わなくてご飯が全然食べられないといった場合、無理をする必要はありません。ホームステイ先の変更はよくあることです。ホストファミリーもそういった事態に慣れているので、ホームステイ先を変更するからといって嫌がらせをされるようなことはありません。
ホームステイに持参すべきもの
ホームステイに参加する際に役立つ持ち物の具体例を以下に示します。
必要な持ち物は個人の好みや滞在期間によって異なる場合がありますので、これらは一般的なアイテムの一部です。
- バッグ
- スーツケース
- 洗濯ネット
- パスポート
- ビザや渡航許可書
- 保険証明書
- 現金やクレジットカード
- 電子機器(スマートフォン、ラップトップ、充電器)
- 個人用品(シャンプー、コンディショナー、ボディソープ、歯ブラシ、歯磨き粉など)
- 医薬品や処方箋
- パジャマ
- 衣類(7日分程度)※夏に行く場合、冬服は現地で買いましょう。
- 靴
- 下着と靴下
- マルチプラグアダプター
- 語学学習教材(辞書、文法書、ノート)
- カメラや撮影機材
- 充電式バッテリーパック
- 睡眠用マスクや耳栓
- タオル
- 地図やガイドブック
- 筆記用具
- 地元のお土産やギフト
上記はあくまで参考程度ですが、基本的に現地で集められるものばかりです。
現地についてホームステイに慣れるまでの1,2週間の間だけ使えるようなものを持っていきましょう。
あまり持っていきすぎてもスーツケースに入りきらないので、現地で買うものとそうでないものはしっかりと区別しておきましょう。
- ギフト: お箸や扇子などはホストファミリーは沢山留学生の受け入れをしているのですでに持っている可能性があります。日本の伝統的なものをあげるというよりもちょっとしたお菓子を買っていくほうがホストファミリーは喜んでくれるかもしれません。
現に、私がホームステイしたお家には沢山の箸や扇子、けん玉などが置いてありました。 - 個人用品: 自分が快適に過ごせるために必要な個人用品を持参しましょう。これには寝具、衛生用品、電子機器などが含まれます。
- 辞書や学習教材: 言語学習のために辞書や教材を持参することで、自己学習のサポートをすることができます。
ホームステイの実体験
私はカナダのバンクーバーで2か月間フィリピン系の家庭にホームステイをしました。
私の家では食事に基本的に味がなく、おいしいとは言えませんでした。
こちらは実際のホームステイの夕飯です。
カリフラワーがメインで、味がなくほとんど食べられませんでした。
こういった食事が毎日のように続き、食事をほとんど取れず激やせしてしまい、食事はホームステイの家ではなく外で食べるようにしていました。
本来1か月3食付きで13万ほど支払っていたのですが、結局食べられなかったのでそれプラス実費で食事していました。
食事以外は厳しいルールもなく、自由に過ごせていたのですが食事が合わないだけで本当に苦痛でした。
ホームステイ先はご自身で選ぶことが出来ないので、合わないと思ったら抱え込む前に学校に相談してホームステイ先を変更することを強くおすすめします。
私の場合は2か月間だけだったのでよかったのですが、1年滞在となると厳しいと思います。
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